2019/7/3(水)
先日、格闘塾特別補習授業【我勝道VS心晴日和】
どやさん&心晴ちゃんコラボ講演会に参加してきました
心晴ちゃんは、私の娘と同い年の女の子。
中学生の時不登校になって、とても悩んでいたと講演会で自分のこれまでのことを話してくれました。
自分が学校行けていないことで、両親がケンカをしてしまっていたことも辛かったし、自分をずっと責めていたこと。
頑張って学校へ行った時、先生に話しかけたら無視されたこともあって、よけい学校に自分の居場所がないと思ったそうです。
当時、学校に行けない自分をとても責めていたんだろうな、辛かったんだろうなと感じました。
そんな心晴ちゃんに転機が訪れたのが、ご両親が藁にもつかむおもいで参加した格闘塾という人生学習塾を主宰しているどやさんとの出会い
どやさんは「学校に行かなくてもいい。学校に行かなくても成功してる人はいる」と言ってくれたそうです。
そしてどやさんは、人間力を身につけることが大切だと心晴ちゃんに教えてくれたといいます。
はじめは、人間力がどんなものかわからなかった心晴ちゃん。でも、心晴ちゃんは自分が働くことによって自分で気づいていきました。
心晴ちゃんは、お母さんの職場にお手伝いに行ったり、別にアルバイトをするようになり、そこで自分で人間力を学びました。
お母さんがつかれていても、嬉しそうに働いている姿だったり、当たり前にあるお店が、働いている人がいるからこそお店に行ける感謝とか、「ありがとう」を言ってもらえる喜びとか、自分で気づき感じていきました。
そして、どんどん自分に自信がもてるようになり、みんなの前で発表する講演会の依頼が来た時、自分はできると自信しかなかったそうです。
この心晴ちゃんの心の変化は、どやさんの関わりもあったと思いますが、心晴ちゃんのお母さんの我が子に対しての、関わりの変化がとても心晴ちゃんを勇気づけたのだと私は思います。
我が子が、突然学校へ行かなくなって不登校になったら、親としてどう感じるでしょうか...
なぜうちの子が...学校へ行かないだなんて、周りの人が知ったらどう思うかしら..
学校へ行かないと勉強もできなくなってしまうし、子供の将来が心配...自分の育て方が悪かったのかしら...
など、自分を責めたり、子供を責めてなんでなんでと問い詰めたくなったり、学校や友達に問題があるのではないかと原因をさがしたくなったり、周りの目を気にしたりしてしまうと思います。
その思いをお母さんは必死で折り合いをつけ悩み、娘のためにはどうしたらよいかを考えて、娘に自分の仕事を手伝ってもらおうとか、アルバイトをさせるなど考えに至ったのだとお母さんの気持ちをおもい、胸が熱くなりました。
心晴ちゃんは、最後に
不登校にだって可能性はあるから「子供を心から信じ、認めてほしい」とメッセージを伝えました。
心晴ちゃんのお母さんが、心晴ちゃんを信じて認めて、今現在いるからでた言葉なのではないかと感じました。
我が子が不登校になったら、なんて言葉をかけますか・・・
子供は、大人もそうですが、認めてもらいたい、自分の居場所をさがしているんだと改めて感じました。